パリの16区、ブローニュの森のすぐ近くにルコルビュジェが30年間、この世を去るまで暮らしたアパルトマンがあります。 最上階の2フロアを自分の思いのままにデザインしています。設計はルコルビュジェとピエールジャンヌレによるも… [more]
ジャンプルーヴェの外壁パネルが今も普通に使われている建物があります。 パリ5区にある集合住宅です。なんとなくアカデミックな感じのするエリアでした。 例えばこういう建物が解体されるという時になってプル… [more]
1953年に脚をコンパスの形にして作ったテーブルはスタンダードチェアと並んでプルーヴェの家具の中でもアイコニックな作品として知られています。 プルーヴェ最後の家具作品としても有名です。この後の時代は家具はデザインしていま… [more]
ジャンプルーヴェは学校用の椅子や机、大学の講義室の椅子など学校関係の机や椅子も作っています。 そしてこちらが幼稚園のために作った机Kindergarten Table No.8041952年のものです。 スタンダードチェ… [more]
1925年生まれのJoseph-André Motteは戦後のヨーロッパにおいて最も影響力のあるデザイナーの一人と言われています。家具や照明器具のデザインをはじめ主要な空港のデザイン、パリの100以上のメトロの駅の椅子や… [more]
1941年、世界大戦の頃にアトリエジャンプルーヴェでは鉄不足に対応するために作ったのがTOUT BOIT (オールウッド)のスタンダードチェアです。 木のスタンダードチェアにはのちに少しづつ変更も加えられて… [more]
ジャンプルーヴェが何者なのかを一言でぴたっと表すのは難しいです。家具のデザインをしていますけど家具デザイナーではありませんし建築家という枠にもはまりません。その想像力はもっと幅広く、世界ではじめてプレハブ工法を考案したり… [more]
アトリエ・ジャン・プルーヴェは1955年フランス南東部マルクールに 建設されるCentre d’études atomiques 原子力研究所の 家具内装のコンペに参加しました。 そこでプルーヴ… [more]
セルジュ・ムーユのランプANTONYの ウォールランプが作られたのは1955年です。 (画像はクリックすると拡大します) 正面から見たところ。 ランプは左右にふることができ高さの… [more]
ジャンプルーヴェは家具のデザイナーではなくかといって 建築家だけでもない、そのため自身のことを構築家(constructor)と 呼んでいました。 アルミという素材がまだ新しかった当時、 プルーヴェは自身が考案した組み立… [more]
ランプグラにはいろいろなモデルがありますがこちらは#305と呼ばれているモデルです。 ベースが鉄の鋳物のため重さがあります。 そのためかなり傾けても転倒しません。 下に向けたり、… [more]
ジャンプルーヴェがフランスのブザンソンの大学の講義室のために 1953年に作った椅子です。 アトリエジャン・プルーヴェで製作されたものはそれだけで十分に価値がありますが 座面にも背もたれにもク… [more]
シャルロットペリアンのビブリオテック(本棚)を 壁に取り付けました。 ペリアンが1940年代に日本政府に招かれて来日した際に訪れた修学院離宮の 霞棚から着想を受けてデザインしたのがはじまりです… [more]
フランスのミッドセンチュリーセラミストを代表する リュエランの作品の最近の人気の高まりは驚くものがあります。 リュエランの作品は一つでもきれいですが 組み合わせによって表情を変えます。 &nb… [more]
1921年にグラランプの歴史はスタートします。 当時革新的なランプシステムは様々な専門業種用にいろいろなモデルが開発されました。 その中で、リフレクター(シェード)も数多くのタイプが考えられました。 ごく最初期のみに登場… [more]
アフリカのモーリタニアは昔はフランスの植民地で1960年に独立した国です。 所在地はこちらです。 さらにCANSADOはこちらです。 WIKIPEDIAによると コンサド(Cansado)は、モーリタニア北… [more]
ランプの名前CACHAN(カシャン)は地名です。 パリから少し南にいった郊外の街です。 このランプはそんなカシャンの「若い労働者のためのセンター」 のベッドルーム用にと1957年にセルジュムーユが作りました… [more]
セルジュムーユのAgrafée Simpleがはじめて登場するのは1955年。 ”Salon des arts ménagers”(パリで毎年開催される家具、家電の展示会)にて 大きなテーブルにとりつけるランプとしてセル… [more]
1967年にシャルロットペリアンはフランスのRueil-Malmaizon に SANDOZ 社の本社を建てるプロジェクトに参加します。 ペリアンはカフェテリアの家具のデザインを担当しました。 他に本社内の… [more]
1956年にパリのサンジェルマンにオープンした Steph Simonのギャラリーの天井には セルジュ・ムーユのGRAND TUYAU シーリングランプが ついています。 1956年当時のステッフシモン ギ… [more]
1953年にシャルロット・ペリアンがデザインしたコーヒーテーブルが 入りました。 昔の文献に出ている写真はこちらです: パリのCITE UNIVERSITAIREのmaison… [more]
アトリエ・ジャン・プルーヴェ製作のシャルロットペリアン のビブリオテック・ヌアージュ。 ビブリオテックは書架です。 そしてNuageは雲という意味です。 その由来は日本の建築にあります。 &n… [more]
ランプグラを愛用していた建築家や芸術家の中に 建築家ロベール・マレ・ステヴァンの名前も挙げられます。 Robert Mallet-Stevens(1886-1945)はフランスの モダニズム時代を代表する建… [more]
以前のブログにも書きましたが当店がピエールジャンヌレの チャンディガールプロジェクトの家具を扱いはじめた頃は ジャンヌレのことは「だれそれ?」と よく言われたものです。 ピエールジャンヌレがチャンディガール… [more]
ピエール・シャポー(フランス 1927-1987) 1960年頃製作 テーブル ピエールシャポーは若い時代に北欧を放浪して木工製作に出会います。 さらにその後、妻ニコールと出会ってから二人でアメリカ大陸も放… [more]
近頃は日本でもチャンディガールのプロジェクトとジャンヌレの名前は すっかりと有名になってしまいましたが 当店で当初、ジャンヌレの家具を扱い始めた頃にはご存知の方が少なくなかなか興味を持ってもらえませんでした。  … [more]
Guéridon (テーブル)Cafétériaはアトリエジャンプルーヴェが 1950年代はじめ頃に大学寮のカフェテリアのプロジェクトにむけて デザインしたものです。 当時、Maxevilleにあったアトリエジャンプルー… [more]
脚の形がコンパスのようになっているデスク。ジャンプルーヴェが1953年にデザインしたこのデスクはスタンダードチェアと並んでプルーヴェのアイコニックな作品として有名です。 このデス… [more]
Serge Mouille のフロアランプ ”Lampadaire simple”は1953年にデザインされています。 セルジュ・ムーユはこのランプを作った当初、少しづつ脚のかたちに マイナー… [more]
Édouard-Wilfrid Buquet が1920年代にデザインしたフランスの アンティークデスクランプ。 Buquetは1920年代にランプのデザインをして特許を取得しています。 1940年代までいくつかのモデル… [more]
ジョセフ・アンドレ・モット(1925-2013)はインテリア、家具、ランプの デザイナーとして戦後のフランスで活躍した人です。 シャルルドゴール空港やオルリー空港、ルーブル美術館、パリのメトロ駅などの公共の場所の インテ… [more]
今ではプラスチックの引き出しはめずらしくもないアイテムです。 でもその昔にはペリアンが考えるまで存在しないものでした。 1946年に収納のことを考えていたシャルロットペリアンは イギリスの古い… [more]
Jacques & Dani Ruelland はフランスのミッドセンチュリーセラミストを 代表する作家の一人(正確には夫婦なので二人)です。 こちらも世界的に人気がどんどん高まっている作家です。 … [more]
Bernard-Albin GRASさんがランプグラの特許をとったのが1921年2月14日。 2021年でちょうど100年です。 ルコルビュジェがこよなく愛したランプですが他にもたとえば FOUJITAもたくさんのランプ… [more]
1947年にデザインされたペリアンの椅子。 現存している数がほとんどないのか めったにみつからない貴重な椅子です。 掲載はこちらです:maison de clozzet チェア/… [more]
ココットランプは1950年代にセルジュ・ムイユがFontenayの 「働く若い人のためのセンター」のベッドルーム用にと デザインした小さめのデスクランプです。 脚の下にリングがあるのはベッドサ… [more]
ジャン・プルーヴェ(1901-1984) は自らをConstructeurとよび 窓枠、階段、外壁、建物、そして家具などを 設計、デザインし製作しました。 なので家具屋さんではありませんがジャン・プルーヴェといえば スタ… [more]
Serge Mouilleのランプ ”Oeil”(眼)という名前のウオールランプです。 通常見かけるタイプよりも大きめです。 セルジュ・ムーユによる試作品ということでとてもレアです。 通常の”… [more]
パリのポンピドゥセンターの中にある国立近代美術館には ジャン・プルーヴェのコレクションを展示している一部屋があります。 扉やパネルまで作品として展示されています。 … [more]
パリからTGVで日帰りでNANCY へ行って ジャンプルーヴェの家を見学に行きました。 アトリエジャンプルーヴェから追い出されたプルーヴェは その時に持ち出した部材を使って自ら自分の家を建てました。 ナンシーにあるジャン… [more]
ルコルビュジェ建築のユニテ・ダビタシオンに泊まってみるため マルセイユに。 もう一つの目的はFriche de l’escalette 国立公園の中に屋外彫刻作品とプルーヴェのカメルーンのための 家が展示され… [more]
マルセイユにあるユニテ・ダビタシオンはル・コルビュジェが設計した 集合住宅です。 実際に泊まれる部屋があるので泊まってみました。 部屋の中 部屋の中から見るマルセイ… [more]
パリに滞在中はオークションの前に一般の人が出品作品を実際に見ることができる パブリックビューイングに行ってきました。 シャルロットペリアンやピエールジャンヌレ ジャンプルーヴェのが出品されいてるオークション… [more]
ロジェ・タロンはフランスのインダストリアルデザイナーです。 フランスの新幹線TGVのデザインをしたことでも 知られている人です。 2016年〜2017年にパリの装飾芸術美術館にて ロジェ・タロン展が開催されていました。 … [more]
先日、「ジャンヌレ、ペリアン、ランプグラの展示会」を 坂倉準三が設計した建物「芦屋市民センター」にて開催いたしました。 予想していたよりも多くの方にご来場いただき 誠にありがとうございました。 … [more]
2018年4月27日〜4月30日 芦屋市の市民センター 多目的ホールにて展示会を開催いたします。 ルコルビュジェの弟子、坂倉準三の手がけた建物にて ルコルビュジェにかかわりのあった作家たちの作… [more]
CATALOGUE という題名の本があります。 でもタイトルのとおりのカタログではありません。 オークションハウスのカタログから ピエール・ジャンヌレがチャンディガールのために作った家具が掲載 されているページをただ、た… [more]