ブケのランプは1923年にパリにてEdouard-Wilfred Buquetさんが
作ったランプです。
ルコルビュジェ、ピエール・ジャンヌレ、
シャルロット・ペリアンが自分たちの家具を1929年の
サロン・ドートンヌ展に展示した時にブケのランプを
一緒に使っています。
Buquetさん自身は謎に満ちた人物というか
どういう人だったのかほとんど情報がないようです。
Buquetで検索するとスペル違いでお花の
ブーケ(Bouqet)ばかり出てきます。
Buquetのランプはアームに重りがついて
精密にとてもいいバランスをとっています。
そのためちょんと手で触れるだけで自由に角度を
変えることをできます。
裏にBuquetという刻印が取り付けられています。
近代美術館のコレクションにも加えられている
レジェンドと言われる名作ランプです。
パリの国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)に展示されていた
マルセル・デュシャンの写真にもブケのランプが写っています。
掲載はこちらです→ maison de clozzet MC689
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タグ:シャルロット・ペリアン, ジャンヌレ, ブケランプ, ランプ, ル・コルビュジエ
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