シテ・ユニベルシテはパリのはしっこのほうにあります。
とてもきれいな広い敷地の中にいろいろな国の
学生寮が建てられています。
日本館もあります。
その中にたっているブラジル館とスイス館は
ル・コルビュジェ設計の建物です。
まずはブラジル館に行ってみました。
建てられたのは1959年。
ル・コルビュジェとルシオ・コスタの設計です。
外からみたところ。
建物の中には実際に学生さんたちが暮らしているので
どこまで入れるのかわからずドアベルを鳴らしてみたら
ロビー部分は見学できるということでした。
見学料は1ユーロでした。
そして英語の説明書というかコピーを一枚くれました。
それによると完成したのは1959年。
部屋の中の家具のほとんどはシャルロット・ペリアンが
デザインしたそうです。
それと共有スペースの家具はシャルロット・ペリアンと
ジャン・プルーヴェがデザインしたと書かれていました。
ロビースペース。
天井がとても低い。。
お部屋の中は見ることができませんでしたけど
昔の写真を見るとすべての部屋にランプ・グラが
あったようです。
そしてブラジル館のすぐ近くにはスイス館もあります。
建てられたのは1933年なのでこちらのほうが古いです。
こちらはル・コルビュジェと
ピエール ジャンヌレが設計しています。
こちらも見学に入れます。
入場料は2ユーロ。
スイス館のほうは立派な印刷されたパンフレットをくれました。
ロビー。
階段をあがって2階へ。
2階に一室だけ見学できるようになっているお部屋があります。
オリジナルの状態だそうです。
でもすぐ隣の部屋では扉をあけたままお勉強している
学生さんがいました。
なので音を立てずそっとのぞきました。
テーブルとベッドがあってシャワースペースも
ありました。
当時としては各部屋にシャワーがあるのは画期的だったとか。
なにげにペリアンのスツールもありました。
こんなところにいたら私でも勉強したかもしれない。
恵まれた環境で勉強できる学生さんたちがうらやましいです。
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タグ:シャルロット・ペリアン, ジャン・プルーヴェ, ランプ, ランプグラ, ル・コルビュジエ, 買い付け旅行
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