フランスミッドセンチュリーの3大セラミストの一人と
言われるJaques and Dani Ruellandの陶器は
ジャックとダニの夫婦による作品です。
二人が一緒に陶芸を始め、結婚したのが1950年。
1950年からパリにアトリエをかまえ自己流で
土の組みあわせや釉の試行錯誤を重ねて独特の
光沢や色を作り出しました。
リュエランの作品作りはまずDaniがゆるやかなアシメトリーを
一筆描きで紙に書き出します。
これみよがしではないちょうどいいアシメトリーさを出すことに
彼女はこだわったそうです。
1970年に二人はアヴィニヨンの近くの村に移り住み
自然に囲まれた環境の中でますます精力的に作品作りを
しました。
その頃の作品です。
淡い色の花瓶は並べるとモランディの絵画のようでしょ?と
フランス人に言われたことがあります。
fig(イチジク)の形の花瓶も代表作のひとつです。
リュエランについての本もあるほどです。
(本の扱いはしておりません。。)
ジャックとダニ リュエランの写真です。
リュエランの作品は1950年代から一貫して言えることは
当時から人々に好まれ、人気があったということだそうです。
ジャック&ダニ・リュエランの作品の掲載は
こちらのページです→maison de clozzet CERAMICS
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タグ:セラミスト, ミッドセンチュリー, リュエラン
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