ココットランプは1950年代にセルジュ・ムイユがFontenayの
「働く若い人のためのセンター」のベッドルーム用にと
デザインした小さめのデスクランプです。

 

セルジュムイユのココットランプ

Lamp Cocotte 1957
Serge Mouille

 

脚の下にリングがあるのはベッドサイドの壁にかけても使えるようにと考えたデザインです。

セルジュムイユのココットランプ

Lamp Cocotte 1957
Serge Mouille

 

 

ココットランプはシェードが小さめのランプです。
それは真鍮のボールジョイント部分を小さくして材料代を節約するためだったそうです。

 

セルジュムイユのココットデスクランプ

Lamp Cocotte 1957
Serge Mouille

 

それでもコードが出るエッジのところには鉄のポールが切りっぱなしだと
コードが切れる危険があるために保護するようにちゃんと真鍮で縁取りをしてるんです。
そういうところがかわいいな、と個人的に思います。

 

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