ピエール・シャポー(フランス 1927-1987)
1960年頃製作 テーブル
ピエールシャポーは若い時代に北欧を放浪して木工製作に出会います。
さらにその後、妻ニコールと出会ってから二人でアメリカ大陸も放浪します。
そこで多くの建築やモチーフを目にして二人はアーティストとしての
感性をさらに深めます。
1956年にパリに戻った二人はインテリアデザインのオフィスをはじめます。
1958年にはパリの5区にギャラリーもかまえます。
やがて妻の実家に工房をかまえるようになり
すぐれた職人にも恵まれてシャポーは家具の製作の幅を
広げていきます。
シャポーは無垢の木を使うことにこだわりを持っていました。
一緒に仕事をしたことはなかったそうですが同時代に
やはり無垢の木にこだわったシャルロットペリアンと同じだとも
言われます。
こちらのテーブルの脚はダボに差し込んでテーブルの天板にはめ込む
構造になっているため簡単に分解できます。
木組の作り方、組み立て方を研究したシャポーの作品ならではの
脚の組み方が独特です。
よくできています。
現在は受注生産で現行品も作られているようですが当時のオリジナルです。
掲載はこちらです:maison de clozzet チェア/ テーブル
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