ランプの名前CACHAN(カシャン)は地名です。
パリから少し南にいった郊外の街です。
このランプはそんなカシャンの「若い労働者のためのセンター」
のベッドルーム用にと1957年にセルジュムーユが作りました。
下を照らすランプは勉強机などを照らすため。
そして上を向いているランプは間接照明として天井を下から照らすためです。
天井から一気に部屋全体を照らすという味気のない照明ではなく
雰囲気よく、それでいて手元も天井も一つのランプで照らすという
ところがさすがセルジュムーユのデザインです。
セルジュムーユはこのランプを一般販売用には作りませんでした。
CACHANのセンターの寝室は200室ほどだったため200個しか作られていません。
そしてその半分も今は残っていないと言われています。
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カテゴリー:LAMPS,Serge Mouille | trackback(0)
タグ:セルジュ・ムイユ, セルジュムーユ
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